ファルコン植物記(2189)【モミジアオイ】の「果実」
8月
30日
前回にアップしましたアオイ科ハイビスカス(フヨウ)属の【モミジアオイ】に「果実」ができていました。
茎の上部の枝の節に花をつけます。花の大きさは約10~15センチ、花の形は花弁が平開して、花弁の数は五枚、花弁の形は狭倒卵形、花の色は赤色・白色があります。雌蕊は花柱が花の中央から長く突出しており、雄蕊が雌蕊の周りに多数付きます。花は<一日花>のため、朝に開花したら夕方には萎んでしまい散ります。
果実は、複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する〈蒴果〉で、蒴果の形は卵形または球形、大きさは約2~4センチ程度、色は緑色から熟すと褐色、成熟すると縦にパックリ割れて裂片は五個あります。
うまく熟した場面に遭遇できればいいのですが、またの楽しみに訪問してみたいと思います。