8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は2営業日続落し、前日比60銭円安・ドル高の「1ドル=147円20〜30銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=147円53銭、円の高値は「1ドル=145円96銭」でした。
同日発表の米雇用指標が労働市場の軟化を示さず、米長期金利が上昇したことが円売り・ドル買いを誘いました。
失業急増など指標悪化への警戒感が強かっただけに、過度の不安が和らいだことがドル買いにつながっています。
米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで金融緩和を進めるとの見方が後退し、米長期金利は一時(4.02%)と1週間ぶりに(4%台)に乗せています。