世界銀行は、11日公表しました最新の経済見通しで、2024年の世界の実質国内総生産(GDP)伸び率を「2.6%」と、1月時点の前回予測から0.2ポイント引き上げています。堅調な米国の成長を反映させています。 2025年と2026年はそれぞれ「2.7%」と予測。「世界経済は安定しつつある」との見方を示しています。 日本の2024年の成長率は「0.7%」と、消費や輸出の鈍化、訪日観光客需要の落ち着きを受け、1月時点の予測から0.2ポイント引き下げています。2025年は消費などの小幅改善により、「1.0%」へ加速すると見込んでいます。