ダウ平均株価(5月16日)終値3万9869ドル38セント
5月
17日
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げするとの観測が根強く、主力株の一部に買いが入っています。半面、主要株価3指数が前日に最高値を更新し、ダウ平均株価は一時4万ドルの大台を超え、持ち高調整や利益確定の売りが出ています。
15日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)の前月比の上昇率が市場予想を下回り、インフレ再加速への警戒がひとまず薄れています。(FRB)による金融引き締めの長期化で景気が悪化するとの懸念が後退しており、投資家心理を支えています。
ダウ平均株価は下げる場面もありました。今月に入り、2000ドルあまり上昇し、短期的な過熱感が意識されやすく、利益確定や持ち高調整の売りが上値を抑えています。
16日朝発表の4月の米住宅着工件数は前月比(5.7%増)と、市場予想(6.0%増)を下回りました。4月の米鉱工業生産指数は前月比横ばいと、市場予想(0.1%増)に届きませんでした。週間の新規失業保険申請件数は22万2000件と、市場予想(22万1000件)を小幅に上まわり、米景気の先行きに対する懸念も出ています。
ダウ平均株価は、前日比38ドル62セント(0.097%)安の3万9869ドル38セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比44.07ポイント(0.26%)安の1万6698.32でした。
S&P500種株価指数は、前週末比11.05ポイント (0.21%)安の5297.10でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比44.07ポイント(0.26%)安の1万6698.32でした。
S&P500種株価指数は、前週末比11.05ポイント (0.21%)安の5297.10でした。