「1ドル=151円76銭」
4月
10日
9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の「1ドル=151円70〜80銭」で取引を終えています円の高値は「1ドル=151円58銭」、安値は「1ドル=151円82銭」でした。
米長期金利の低下や、日本政府・日銀の円買い介入に対する警戒感が円高・ドル安につながりました。
米長期金利は前日に(4.46%)と昨年11月下旬以来の高水準を付けたあとで、10日は(4.3%台半ば)に低下しています。
3月の消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控えて持ち高調整の買いが債券に入りました。外為市場でも(CPI)の内容を見極めようと様子見の雰囲気が強い中、米長期金利の低下による日米金利差の縮小を背景に円買い・ドル売りが優勢となりました。
円相場は9日の東京市場で一時「1ドル=151円94銭近辺に下落してい152円台まで下げ幅を広げれば日本政府・日銀が円買い介入をするとの警戒感が根強く、ニューヨーク市場では一段の円売りが手控えられた面があります。