『オッペンハイマー』作品賞受賞@第96回アカデミー賞
3月
11日
第96回アカデミー賞作品賞では、〈『アメリカン・フィクション』(日本劇場未公開)・『落下の解剖学』・『バービー』・『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2024年6月21日公開)・『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』・『マエストロ:その音楽と愛と』・『オッペンハイマー』・『パスト ライブス/再会』・『哀れなるものたち』・『関心領域』(2024年5月24日公開)〉がノミネートされていました。
作品賞には、<クリストファー・ノーラン>監督作『オッペンハイマー』に贈られています。<クリストファー・ノーラン>の監督作は、これまでに2010年の『インセプション』、2017年の『ダンケルク』が作品賞にノミネートされていましたが、受賞するのは初めてとなります。
『オッペンハイマー』は、〈原爆の父〉として知られる実在の物理学者<J・ロバート・オッペンハイマー>の伝記映画です。日本では3月29日より全国で公開されます。
今回のアカデミー賞で<クリストファー・ノーラン>は監督賞にも輝いたほか、「オッペンハイマー」を演じた<キリアン・マーフィー>が主演男優賞、米原子力委員会委員長の「ルイス・ストロース」に扮した<ロバート・ダウニー・Jr.>が助演男優賞を獲得。<ホイテ・ヴァン・ホイテマ>が撮影賞、<ルドウィグ・ゴランソン>が作曲賞を受賞し、編集賞にも選ばれています。
『メメント』・『ダークナイト』・『インターステラー』・『TENET テネット』といった映画を手がけてきた<クリストファー・ノーラン>ですが、『オッペンハイマー』は第81回ゴールデングローブ賞、第77回英国アカデミー賞の作品賞なども受賞している作品です。