ダウ平均株価(2月5日)@終値3万8380ドル12セント
2月
6日
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、相場の重荷となっています。前週末にかけて「ダウ平均株価」や多くの機関投資家が運用指標とする「S&P500種株価指数」が過去最高値更新を続けており、主力株全般に利益確定売りが出やすい状況でした。
<パウエルFRB議長>が、4日夜のテレビ番組のインタビューで「経済がこのように強い状況においては、いつ政策金利の引き下げを始めるかという問題にじっくりと対処することができるように感じる」と述べ、利下げ開始を急がず、慎重に判断する姿勢を示しました。
3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)とあわせて公表する政策金利見通しが2023、2023年12月時点(2024年に3回の利下げを予想)と大きく変わらない可能性を示唆し、市場の想定よりも利下げのペースが緩やかになるとの見方も意識されました。
2日発表の1月の米雇用統計は、市場予想以上の強さを示しました。米国債の売りが続き、長期金利は一時、前週末比(0.11%)高い(4.13%)を付け、金利上昇で株式の相対的な割高感も強まっています。
終値は、前週末比274ドル30セント(0.71%)安の3万8380ドル12セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比31.28ポイント(0.20%)安の1万5597.68でした。
S&P500種は、前週末比15.80ポイント (0.32%)安の4942.81でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比31.28ポイント(0.20%)安の1万5597.68でした。
S&P500種は、前週末比15.80ポイント (0.32%)安の4942.81でした。