26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。朝発表の米経済指標がインフレ鈍化の継続を示し、投資家心理を支えています。半面、前日に最高値を更新した後で、主力株の一部に利益確定売りが出て、下げる場面もありました。前日に2023年10〜12月期決算を発表した半導体のインテルが大幅安となっています。
来週はソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルといった大手ハイテク企業の決算発表を控えています。内容を見極めたいと持ち高調整や利益確定の売りが出やすいはいけいでした。
インテルが一時(12%安)となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安しています。インテルが2023年10〜12月期決算と併せて発表しました2024年1〜3月期の売上高見通しが市場予想を下回り、嫌気した売りが出ています。
終値は、前日比60ドル30セント(0.16%)高の3万8109ドル43セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比55.13ポイント(0.36%)安の1万5455.36でした。
S&P500種は、前日比3.19ポイント (0.065%)安の4890.97でした。