『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』@<宮川麻里奈>監督
1月
21日
『魔女の宅急便』の原作者として知られる児童文学作家<角野栄子>の日常に4年間にわたって密着したドキュメンタリー『カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし』が、2024年1月26日より公開されます。
2020年から2022年にかけて「NHK-Eテレ」にて(全10回)で放送されました同名番組をもとに、追加撮影と再編集を施して映画版として完成させています。
鎌倉の自宅で〈いちご色〉の壁や本棚に囲まれながら暮らし、カラフルなファッションとメガネがトレードマークの<角野栄子>です。代表作『魔女の宅急便』は世界的ロングセラーとなり、2018年には国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した3人目の日本人となりました。その一方で、5歳で母を亡くして戦争を経験、結婚後は24歳でブラジルにわたり、34歳で作家デビューするなど波乱万丈な人生を歩みながらも、持ち前の冒険心と好奇心で数々の苦難を乗り越えてきました。
「想像力こそ、人間が持つ一番の魔法」と語る彼女が、88歳になった今もなお夢いっぱいな物語を生み出し続ける秘訣を映し出しています。
テレビ版で構成・演出を手がけた<宮川麻里奈>が映画初監督を務め、ロンドンを拠点に世界的に活躍する作曲家<藤倉大>が音楽、俳優の<宮崎あおい>が語りを担当しています。