「1ドル=148円28銭」
1月
18日
17日の米ニューヨーク外国為替市場で円安ドル高が進み、一時、約1カ月半ぶりに「1ドル=148円台」をつけています。米国の個人消費の動向を示す経済指標が市場予想を上回り、早期の利下げ観測が後退。米長期金利が上昇し、ドルを買って円を売る動きが広がりました。年初の対ドル円相場は「1ドル=140円台」で取引されていましたたが、2週間ほどで急速に円安が進んでいます。
米東部時間17日午前11時(日本時間18日午前1時)時点では、前日の同時刻より1円45銭円安ドル高の「1ドル=148円35~45銭」でした。
米商務省がこの日に発表しました12月の小売り売上高は、前月より(0.6%増)。市場予想の(0.4%増)を上回りました。米経済が底堅いため、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げするとの見方が後退。米長期金利が上昇し、金利の高いドルを買って円を売る動きが拡大しています。