ニューヨーク為替市場はドルの買い戻しが優勢となる中で、ドル円も「1ドル=147円台」に再浮上しています。米10年国債利回りも(4.29%台)まで上昇上昇し、先週の反動が出ているようです。
今週から米連邦公開市場委員会(FOMC)委員が来週の(FOMC)に向けて発言を控えるブラックアウト期間に入りましたが、それを前に先週は<パウエルFRB議長>の米スペルマン大学(ジョージア州アトランタ)での講演内容が報道されていました。
<パウエルFRB議長>は市場の利下げ期待に否定的な見解を示し、場合によっては追加利上げの可能性も温存させていました。しかし、市場は見方を変えず、<パウエルFRB議長>が「政策金利は抑制的な領域に深く入った」と述べことのみに反応し、ドル売りを継続しています。市場と(FOMC)委員との見解の差が浮き彫りになっている象徴的な動きでありました。経済指標が優先だとみられているようです。
今週末に米雇用統計の発表が控えているほか、求人件数やISM非製造業景気指数、ADP雇用統計なども週内に発表されますので、結果待ちの雰囲気もあるようです。
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