1本のインディーズ映画に集った俳優たちにスポットを当てたドキュメンタリー『私が私である場所』が、2023年12月8日より公開されます。
日本の俳優・タレント人口は約2万4000人にものぼると言われる中、低予算のインディーズ映画にはタレント名鑑にも記載されていない俳優たちが多く出演しています。2023年11月18日公開の<緒方貴臣>監督作『シンデレラガール』は、主役から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選出しています。
2000人以上の応募者の中から主役に選ばれたのは、当時16歳にして10年以上のキャリアを持つ<伊礼姫奈>です。『たまつきの夢』の<辻千恵>や『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の<佐月絵美>もオーディションで役を獲得しています。その一方で、映画スタッフを兼任しながらセリフのない役を演じる俳優たちもいます。
さまざまな環境や立場で参加する俳優たちは何を目指し、何を感じながら俳優人生を過ごしているのか。コロナ禍を乗り越えて夢を追い続ける若者たちの光と影を映し出し、彼らの〈今〉に、監督を務めた<今尾偲>が迫ります。
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