ダウ平均株価(11月16日)@終値3万4945ドル47セント
11月
17日
ダウ平均は前日までの4営業日で1000ドルあまり上昇しています。8月中旬以来の高値を付けた後で、短期的な利益確定や持ち高調整の売りも出ています。一方、米債券市場では長期金利が低下しており、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いは相場を支えています。
朝発表の週間の新規失業保険申請件数は「23万1千件」と、市場予想(22万件)を上回ったうえ、前回分も小幅に上方修正されました。労働需給の逼迫が緩和しているとの見方が広がり、米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長く保つとの観測が一段と後退しています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比45ドル74セント(0.13%)安の3万4945ドル47セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比9.84ポイント(0.070%)高の1万4113.67でした。 S&P500種は、前日比5.36ポイント (0.12%)高の4508.24でした。