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- ファルコン昆虫記(1050)【オオカマキリ】(10)
ほぼ毎年、【オオカマキリ】・【チョウセンカマキリ】・【ハラビロカマキリ】などの大きな成虫の「カマキリ」類をアップしてきていますが、今年の夏は見かけることはなく、【ヒナカマキリ】という珍しい「カマキリ」を初めて観察できただけでした。
10月になり、ようやく体長90ミリほどのカマキリ目カマキリ科の【オオカマキリ】のメスと遭遇しました。
腹部が大きく膨らんでいますので、産卵が近そうです。交尾を済ませたメスは、植物の枝に200個ほどの卵が入った泡状の卵鞘を産みつけますが、天敵への対処からそれを一つだけではなく、各所に何個かに分けて産み分けます。産卵を済ませたメスは腹部が急速に小さくなり、このような産卵を数度に渡り繰り返して最期を迎えます。
メスの「カマキリ」は、産卵のために大きな腹部となり、また触覚がオスに比べて短いのが特徴です。そのほか、腹部端部に4本の突起物があるのがオスで、メスは2本出ていますので、見分けることができます。
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