ブログスレッド
- ダウ平均株価(10月9日)@終値3万3604ドル65セント
0日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。中東地域での戦闘が激化し地政学リスクの高まりが投資家心理の重荷となっています。原油先物相場の大幅な上昇による米国のインフレ再燃への警戒も、株式相場を下押ししています。半面、ディフェンシブ株の一部に買いが入り、ダウ平均は小幅に上昇しています。
7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはイスラエルへの大規模攻撃を開始しました。イスラエルは反撃し、戦闘は激しさを増しています。地政学リスクの高まりで、運用リスクを回避する動きが出やすい状況です。
中東の周辺国からの原油供給にも影響が及ぶリスクが意識され、9日朝の米原油先物相場は前週末に比べ(3%)あまり高い「1バレル=85ドル台」で推移しています。原油高で米国のインフレ圧力が高まれば、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方につながります。9日は「コロンバス・デー」の祝日で米債券市場は休みですが、金利の先高観が意識されて株式相場を押し下げている面もあります。
終値は続伸し、前週末比197ドル07セント(0.59%)高の3万3604ドル65セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比52.898ポイント(0.39%)高の1万3484.239でした。S&P500種は、前週末比27.16ポイント (0.63%)高の4335.66でした。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ