『夏空ダンス』@<内村光良>監督
9月
18日
<内村光良>の故郷である熊本の人吉・球磨地方を舞台に、ダンスに夢や思いをかける女子高生たちの青春を描いています。
3年生を中心にダンス映像作品を撮影している人吉高校ダンス部。その中心にいる「川辺夏子」は、誰もが認めるダンスの実力を持ち、将来はダンサーになることを夢見ていました。市役所勤めの「夏子」の父は、水害を受けた街の復興にまい進していますが、街を出ていく人たちとの別れに寂しさも感じています。そんなある日、娘の「夏子」から「卒業後は東京でダンサーに挑戦したい」と打ち明けられます。
2016年の地震や2020年の水害などの自然災害で大きな傷を受けた熊本です。災害の残した爪あとや、復興によってなくなっていくもの、新しくなっていくものなど、いまだ復興途中にある姿を、未来に向かう高校生たちの希望に満ちたダンスを通じて伝えています。
主人公の「川辺夏子」を演じるのは、<内村光良>がMCを務めるバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』内のダンス部企画に出演していたダンスチームのメンバー<島雄こなつ>。<内村光良>がその父親役を演じています。