日経平均株価(9月4日)@終値3万2939円18銭
9月
4日
1日発表の8月の米雇用統計では失業率が市場予想に反して前月から上昇しています。労働需給の緩和を受けた米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測の後退が支援材料でした。
1日には東証株価指数(TOPIX)が約33年ぶりの高値を付けています。(TOPIX)のバブル後高値更新で国内株式相場の強さが改めて意識されていますが、上値を追うムードは強くありません。日経平均株価は前週末までに5日続伸し、週間での上げ幅は1000円を超えています。利益確定売りが重荷となり、米利上げ観測が後退しているものの、前週末の米長期金利は上昇しており、グロース(成長)株への買いを手控える動きがありました。
終値は6営業日続伸し、前週末比228円56銭(0.70%)高の3万2939円18銭とこの日の高値で終えています。