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- 日経平均株価(8月4日)@終値3万2192円75銭
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前日比28円34銭(0.09%)安の3万2130円94銭でした。米長期金利の上昇を受けて前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落し、東京市場でも売りが優勢でした。下げ幅は一時200円を超え、取引時間中として(7月13日)以来、約3週間ぶりに節目の3万2000円を割り込み「3万1934円35銭」の安値をつける場面がありました。
米長期金利の指標である米10年債利回りは3日、一時(4.19%)と約9カ月ぶりの水準に上昇しています。日銀による金融政策の修正で国内の長期金利にも上昇圧力がかかっており、株式市場では相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の銘柄を中心に売りが出ています。
一方、日経平均は前日までの2日間で1300円超下げており、自律反発を見込んだ押し目買いも入りました。朝方に節目の3万2000円を割り込んだタイミングで、海外短期筋による先物買いや売り方の買い戻しが優勢になり、日経平均は前場中ごろに130円超まで上げ幅を広げ「3万2294円70銭」を付けています。
終値は小幅ながら3日ぶりに反発し、大引けは前日比33円47銭(0.10%)高の3万2192円75銭で終えています。
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