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- ダウ平均株価(7月5日)@終値3万4288ドル64セント
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反落して始まりました。5日発表の中国と欧州の経済指標の悪化を受け、世界景気が減速することへの懸念が強まり、売りが先行しています。
中国メディアの財新と米S&Pグローバルが5日発表しました中国の6月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比(3.2)ポイント低下の(53.9)でした。欧州では、ユーロ圏の6月の(PMI)改定値が速報値から(49.9)と下方修正されました。いずれも世界景気の減速を示す内容との受け止めから、米株にも売りが波及しています。
3日には中国が一部の半導体関連素材の輸出規制を発表しています。4日には「バイデン米政権が中国企業を対象にクラウドコンピューティングサービスの利用制限を設ける準備を進めている」と報じ、米国の<イエレン財務長官>の6日からの訪中を前に、米中の経済的な対立が再び激しくなることへの懸念も、米株の重荷となっています。
5日午後、米連邦準備理事会(FRB)が公表した6月13~14日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「何人かの参加者は6月会合で政策金利を(0.25%)引き上げることが好ましいとの見方を示していた」ことが明らかになりました。市場では、「7月の会合で利上げを決める確率が高い」と受け止められています。
終値は4営業日ぶりに反落し、前営業日の3日に比べ129ドル83セント(0.38%)安の3万4288ドル64セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前営業日比25.119ポイント安(0.18%)安の1万3791.654でした。
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