ダウ平均株価(6月1日)@終値3万3061ドル57セント
6月
2日
朝方発表の雇用関連指標が堅調な米労働市場を示し、米金融政策を巡る不透明感が相場の重荷となっています。米下院は5月31日夜、連邦政府の債務上限を停止する法案を可決しました。債務不履行(デフォルト)の回避に向け前進したことは、好材料となっています。
1日発表の5月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数は前月比27万8000人増と、市場予想(18万人増)を大幅に上回っています。週間の新規失業保険申請件数は23万2000件と、市場予想(23万5000件)を下回りました。いずれも労働需給の引き締まりが続いていることを示すと受け止められています。2日朝には5月の米雇用統計の発表があり「米連邦準備理事会(FRB)が6月に利上げを見送るのか見極めたいとの見方が広がっています。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比153ドル30セント(0.47%)高の3万3061ドル57セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比165.697ポイント(1.28%)高の1万3100.982でした。
S&P500種は、前日比41.19 ポイント(0.99%)高の4221.02でした。