『海街diary』@カンテレ
6月
3日
鎌倉に住む長女「幸」、次女「佳乃」、三女「千佳」の香田家3人姉妹のもとに、15年前に家を出て疎遠になっていた父の訃報が届きます。山県の葬儀に出向いた3人姉妹は、そこで腹違いの14歳の妹「すず」と出会い一緒に暮らすことになります。4人の姉妹は、共同生活を経て絆を深めていきますが、祖母の七回忌に、連絡のつかなかった母「佐々木都」が現れたことで、仲睦まじかった四姉妹の関係の中に潜む闇が姿を見せ始めます。 静謐に描かれる鎌倉の四姉妹の日常。四人が本当の家族になるまでの物語が鎌倉の四季折々の美しい風景と共につづられていきます。
四姉妹を、「幸」に<綾瀬はるか>、「佳乃」に<長澤まさみ>、「千佳」に<夏帆>、「すず」に<広瀬すず>が演じ、三姉妹の母「佐々木都」に<大竹しのぶ>、海猫食堂の店主「二ノ宮さち子」に< 風吹ジュン>、大船の大叔母「菊池史代」に<樹木希林>ほかが出演、監督は<是枝裕和>が務めています。
第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた作品です。