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- 日経平均株価(5月31日)@終値3万0887円88銭
31日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比351円62銭(1.12%)安の3万0976円54銭で終えています。
前日までの4営業日続伸で1990年7月26日以来33年ぶりの高値「3万1328円16銭」を付けており、利益確定売りが出やすい状況でした。外国為替市場での「1ドル=141円代から139円代」の円安一服や、日本と中国での生産活動の停滞を示す経済指標の発表も重荷となりました。
経済産業省が朝方発表しました4月の鉱工業生産指数は前月から(0.4%低下)しました。民間予測の中央値は前月比(1.5%上昇)で、予想に反して3カ月ぶりに下がっています。市場では、生産予測指数を参考にすると5月も大幅な減産となる可能性が高く、世界的に財需要が低迷しており、生産はしばらく弱い状態が続くとみられています。
中国国家統計局が午前に発表しました5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比(0.4ポイント低下)と市場予想を下回り、中国の経済指標の悪化を受けて世界景気の先行き不透明感が強まり、機械や鉄鋼、商社など中国関連株への売り圧力が強まっています。
終値は5日ぶりに反落し、前日比440円28銭(1.41%)安の3万0887円88銭で終えています。
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