日経平均株価(5月22日)@終値3万1086円82銭
5月
22日
週明けも海外投資家の買いが継続し、相場全体を押し上げました。一方、直近までの急ピッチな上昇を背景とした利益確定売りも目立ち、日経平均は朝方に100円超下落し「3万0689円27銭」を付ける場面がありました。
日経平均株価は前週末に1990年8月以来となる高値「3万0808演35銭」を付けたとあって、一段の上値追いに慎重な雰囲気が出ています。前場中ごろからは前週末終値を挟み、方向感に欠く展開が続いています。
日本株の根強い先高観と高値警戒感が交錯する中、米債務上限問題を巡って米市場の不透明感が漂い、海外短期筋が日本株への資金逃避を加速させています。午前は利益確定売りに押されて下げる場面もありましたたが、午後に入ると株価指数先物に断続的な買いが入り、日経平均は一段高となりました。
終値は続伸し、前週末比278円47銭(0.90%)高の3万1086円82銭で終えています。終値で3万1000円台をつけ、1990年7月26日の「3万1369円75銭」以来33年年ぶりの高値をつけています。