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- 日経平均株価(4月21日)@終値2万8564円37銭
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前引けは前日比19円33銭(0.07%)安の2万8638円24銭でした。
直近の上昇基調で年初来高値圏にあったため、利益確定売りに押されています。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落したことも重荷となりましたた。一方で、半導体関連銘柄の大幅な上昇が相場全体の地合いを支えています。
米国では軟調な経済指標が相次ぎ、景気の先行き不透明感が高まっています。1~3月期の決算が大幅減益となった電気自動車(EV)大手のテスラは(10%)近く急落し、東京市場でも自動車株に売りが広がりました。米金利の低下を受けて銀行株や保険株も弱く、日経平均は朝方に100円超下落し「2万8549円83銭」の安値となっています。
また、東証による低PBR(株価純資産倍率)企業への改善要請や日銀の金融緩和スタンスを背景とした、海外投資家の日本株買いの継続への期待も強く、日経平均は上げ幅を120円超に拡大して(4月18日)に付けた年初来高値「2万8658円」を上回る「2万8778円37銭」を付ける場面もありました。
終値は反落し、前日比93円20銭(0.33%)安の2万8564円37銭で終えています。
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