ダウ平均株価(4月20日)@終値3万3786ドル62セント
4月
21日
ダウ平均銘柄ではありませんが、前日夕に発表されました減益決算が嫌気された電気自動車のテスラが(9%)近く下げる大幅安となるなど、企業収益を巡る懸念が相場の重荷となっています。朝方発表の米経済指標は市場予想を下回り、景気悪化を警戒した売りも出ています。
20日朝に発表されました米経済指標も景気懸念を強めています。4月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数は(マイナス31.3)と前月からマイナス幅が拡大し、市場予想(マイナス19.9)も下回っています。週間の米新規失業保険申請件数は前週から増え、市場予想を超えています。
一方、ニューヨーク連銀の<ウィリアムズ>総裁は19日夜の講演で「インフレはまだ高すぎる」と述べ、米利上げの継続支持を示唆しています。米金融引き締めが長期化し、景気が一段と悪化するとの懸念もぬぐい切れません。
終値は3営業日続落し、前日比110ドル39セント(0.3%)安の3万3786ドル62セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比97.668ポイント(0.8%)安の1万2059.558でした。S&P500種は、前日比24.73 ポイント(0.60%安の4129.79でした。