27日午前の日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落しました。12時時点は「1ドル=136円17~19銭」と前週末17時時点と比べて1円34銭の円安・ドル高でした。
24日発表の米物価指標が市場予想を上回り、米利上げの長期化が意識されたことが円売り・ドル買いを促しています。日銀の政策修正への思惑が後退したことも円を下押ししています。
24日発表の1月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、エネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比で(4.7%)上昇でした。伸びは昨年12月(4.6%)から加速し、市場予想(4.4%)を上回っています。
インフレの高止まりで米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するとの観測から日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが膨らみ、円は136円58銭近辺と2022年12月以来2カ月ぶりの安値を更新する場面がありました。
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