ダウ平均株価(2月24日)@終値3万2816ドル92セント
2月
25日
朝方に発表されました1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を上回りました。米国のインフレが再燃し、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ停止の時期が遅れることへの懸念から、株売りが出ています。
(FRB)が物価指標として重視する(PCE)物価指数は、変動が大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比で(4.7%)上昇し、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想(4.4%上昇)を上回りました。高インフレの沈静化にはまだ時間がかかり、(FRB)の利上げが続くとの警戒が改めて強まりました。
米債券市場では長期金利が上昇し、金利変動の影響を受けやすい高PER(株価収益率)のハイテク株にも売りが出ています。
終値は続落し、前日比336ドル99セント(1.02%)安の3万2816ドル92セントで終えています。
ナスダック総合指数は、前日比195.46ポイント (1.69%)安の1万1394.94でした。S&P500種は、前日比42.28 ポイント(1.05%)安の3970.04でした。