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- 中国リメイク版『这个杀手不太冷静』@年間興行収入第3位
(2008年日本版ポスター) (2022年中国版ポスター)
2008年6月7日より日本で公開されました<三谷幸喜>脚本・監督のフジテレビ映画『ザ・マジックアワー』(興行収入:39億2000円)が中国でリメイクされ、昨年、中国で公開された映画の興行収入〈26億2700元(約533億8000円)〉を記録してランキングで3位に入っています。
『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるオリジナル・ノンストップ・コメディーです。
日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社「新麗伝媒」が、この『ザ・マジックアワー』に目をつけ、フジテレビに中国でのリメイクを打診。日本公開から14年の歳月を経て、<シン・ウェンション>が監督・脚本を担当した映画『这个杀手不太冷静』(日本語訳:この殺し屋はクールじゃない)として生まれ変わり、2022年2月1日に公開されました。
公開当時は1ヶ月で上映を終了する見込みでしたが、中国でもファンが多い<三谷幸喜>作品のリメイクということに加えて、この作品で映画初主演となった男優<魏翔(ウェイ・ショウ)>が舞台俳優だったことがストーリーと合わさり話題となるなど反響を呼び、7ヶ月に渡るロングラン上映となりました。
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