2022年度映画興行収入ランキング
2月
1日
2022年の年間興行収入は前年比(131.6%)の2131億1100万円。入場動員数も前年比(132.4%)の1億5200万5000人と増加し、コロナ禍以前の状況に向けた回復ぶりが結果に表れています。
なお2019年は興行収入2611億8000万円で、過去20年のうち最高の興収を記録したものの、コロナ禍に突入した2020年は一転して過去最低の1432億円、2021年はそれに次ぐ1618億円と落ち込んでいました。
邦画は634本公開されたうち、興行収入10億円以上の作品は前年の32本から26本に減少していますが、100億円以上の作品が1本のみだった前年に比べ、2022年は197億円の『ONE PIECE FILM RED』、138億円の『劇場版 呪術廻戦 0』、131.5億円の『すずめの戸締まり』と3作品に増え、アニメ映画の好調ぶりが出ています。
洋画の公開作は509本で、うち興行収入10億円以上を記録した作品は前年の5本から15本に増加。興行収入は329億円増の665億円3200万円と大幅に伸び、前年比(198.3%)の約2倍になっています。135.7億円の『トップガン マーヴェリック』が圧倒的な好成績を残し、63.2億円の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、46億円の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が続いています。