22日、大相撲初場所(千秋楽)が、東京・両国国技館にて行われました。
兵庫県芦屋市出身の大関<貴景勝>(26・常盤山)が千秋楽結びの一番で埼玉栄高校の後輩にあたる前頭十三枚目<琴勝峰>(23・佐渡ケ嶽)との11勝3敗の相星決戦を「すくい投げ」で下し、12勝3敗で13場所ぶり3度目の優勝を飾っています。千秋楽相星決戦に平幕力士が挑むのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めてでしたが、大関の意地をみせつけ、昨年の7月場所から続いた平幕優勝を3で止めています。
最後はしっかりと大関の貫禄を示しました。<貴景勝>が<琴勝峰>の勢いをしっかりと止めて、一人大関の重責を担った場所を締めくくりました。
今場所11、12日目で連敗し、綱とりは絶望的となりました。それでも気持ちは切らさず、13日目にそれまで2敗でトップに立っていた<阿武咲>に勝利すると、3連勝で賜杯を手にしています。
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