<沢田研二>『いつか君は』@『土を喰らう十二ヵ月』主題歌
11月
7日
<沢田研二>の歌が映画の主題歌となるのは、1978年8月5日公開のアニメーション映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(監督:松本零士・ 舛田利雄)の『ヤマトより愛をこめて』以来、44年ぶりになります。自身が主演する映画では初の主題歌となりました。
楽曲は1996年に発売されたアルバム『愛まで待てない』に収録された一曲になります。26年越しにシングルカットされ、公開当日にCDの発売も決定しています。音源はリマスターされ、CDにはカップリング曲として『遠い夏』が収録されています。
『土を喰らう十二ヵ月』は、1978年に作家<水上勉>が記した料理エッセイ『土を喰う日々 わが精進十二ヵ月』から、<中江裕司>監督が紡ぎ出した物語です。タイトルの「土を喰らう」とは、旬を喰らうこと。四季の移ろいの中で、自然が恵んでくれる食物をありがたくいただくこと、今この瞬間を大切に生きること。自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る男と、その周囲の人々の1年間をを通して、丁寧な生き方とはどういうものか、真の豊かさとは何かを問いかけています。