『左様なら今晩は』@<高橋名月>監督
11月
5日
ごく普通で不器用なサラリーマンとウブでピュアな幽霊の奇妙な共同生活を描く、ハートフルで少し切ないラブストーリーです。
同棲していた恋人に振られた「陽平」のもとに、「愛助(アイスケ)」という名の女性の幽霊が現れます。ずっと部屋に住んで「陽平」のことを観察していたという「愛助」は、「優しいふりして面倒なことから逃げているから、恋人にも逃げられた」と、いきなり上から目線でダメ出しをしてきます。
そうかと思えば、生きている間に恋愛を経験しなかったという「愛助」は、男女が付き合うことに興味津々で、「陽平」を毎日質問攻めにしてきます。最初は煙たがり何とかして「愛助」を除霊しようとした「陽平」でしたが、人間の女の子と変わらない「愛助」との時間に、次第に居心地の良さを感じ始めます。
「愛助」役をこれが映画初出演で初主演となる「乃木坂46」の<久保史緒里>が演じ、「陽平」役は映画『十二人の死にたい子どもたち』、ドラマ『美しい彼』などで活躍する若手俳優の<萩原利久>が演じ、監督は<高橋名月>が務めています。