体長10ミリほどの小さな昆虫ですが、特徴ある翅と黄緑色の体色が目立ちましたアミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科【クサカゲロウ(草蜉蝣)】です。
【ウスバカゲロウ】のように記録として2方向からの撮影を試みましたが、立体的な撮影はできませんでした。
成虫の体長は10 - 30ミリほどで、触角は糸状で体は前後に細長く、翅は水滴型で、翅脈が細かい網目状に走っており、一部の種を除き斑紋はなく透明です。前翅より後翅のほうが小さい。
主に夜行性で、灯火に集まります。【クサカゲロウ】の名については、その草色の体色や、臭いのためである(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がありますが、成虫がくさい匂いを出すのは、日本では【ヨツボシクサカゲロウ】をはじめとするクサカゲロウ属の数種と【シロスジクサカゲロウ】および【キントキクサカゲロウ】だけであり、多くの種の成虫は悪臭は出しません。
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