<ポスター>(256)『エルピス ー希望、あるいは災いー』
9月
24日
スキャンダルでエースの座から転落したアナウンサー「浅川恵那」(長澤まさみ)と仲間たちが女性連続殺人事件のえん罪疑惑を追い、一度は失った〈自分の価値〉を取り戻していく物語です。うだつのあがらない若手ディレクター「岸本拓朗」役で<眞栄田郷敦>、「恵那」と「拓朗」の先輩で報道局のエース記者「斎藤正一」役で<鈴木亮平>が共演しています。
ポスタービジュアルは、アーティストのCDジャケットやミュージックビデオをはじめ、ファッションブランドのアートディレクションなど、国内外で活躍する<吉田ユニ>が手がけています。<長澤まさみ)ら3人と山積みにされた資料をエモーショナルに描写し、アナログな手法で数々のピースを幾重にも織りなすことで、キャラクターの生きざまや複雑に交じり合う感情が表現しています。
新たなキャストとして、<池津祥子>、<六角精児>が公表されています。<池津祥子>が演じるのは、「首都新聞」政治部の記者「笹岡まゆみ」。通常、事件を担当する社会部に所属していないにもかかわらず、ある理由から女性連続殺人事件を追跡取材しています。資料や原稿を整理整とんするのが苦手で、おっちょこちょいな性格ですが、取材力や推理力に光るものがある役どころです。
<六角精児>は、「松本死刑囚」(片岡正二郎)の裁判を担当する弁護士「木村卓」を演じます。一連の女性連続殺害事件を報道したマスコミに対して相当な不信感を抱きながら、捜査を担当した警察や検察の背景に「何か大きな権力が存在するのでは?」と疑い、「松本死刑囚」に〈逆転無罪〉が言い渡される日が来ること信じ、日夜、戦い続けている役柄です。