「1ドル=145円」
9月
8日
日米の金融政策の方向性の違いによる円安基調が続く中、投機的な円売りも加わり、円安に歯止めがかかりません。
海外ファンドなど、比較的大口の売り買いを手掛ける投機筋が、日本時間の午前7時すぎや午後2時すぎなど市場参加者の少ない時間帯を狙って仕掛け的な売買を行い、相場が大きく動くことがあるとみられています。7日に急速に進んだ円売りも、「北米系ファンドなどの投機筋の取引によるものとの指摘が出ています。
市場では、日本政府の為替介入の可能性は低く、日銀の大規模金融緩和策にも変更が見込まれないとみられています。このため今後も投機的な円売りは続き、来年3月末までに150円台まで下落するとの見方が出てきています。