日経平均株価(7月21日)@終値2万7803円00銭
7月
21日
朝方には前日の米株式相場の上昇を支えに買いが入り、日経平均は上昇に転じる場面がありましたが、買いが続きませんでした。国内の新型コロナウイルスの感染が急拡大するなかで、企業や消費者のマインド悪化につながることへの警戒から、内需関連の一部が弱含みでした。
日銀が金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和策を維持することを決めています。これまでの政策が続くことへの安心感から、に買いが入り、指数を押し上げています。
13時過ぎには、ロシアとドイツを結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム」が定期点検を終え、ガス供給を再開したとドイツメディアなどが伝えました。欧州のエネルギー供給を巡る不安が和らいだことも日経平均先物の買いにつながり、日経平均は大引けにかけて上げ幅を広げました。
終値は6営業日続伸し、前日比122円74銭(0.44%)高の2万7803円00銭で取引を終えています。(6月10日)の「2万7824円29銭」以来の高値となりました。