インディーズ映画界の登竜門として知られる田辺・弁慶映画祭の2019年(第13回)コンペティション部門で、主演の<福永朱梨>が俳優賞を受賞した『彼女はひとり』が、2021年10月23日より公開されます。
橋から身を投げて自殺を図ったものの、死ぬことができずに生還してしまった高校生の「澄子」。幼なじみの「秀明」が教師の「波多野」とひそかに交際しているという秘密を握っていた「澄子」は、煩わしい日々が続く中で、その秘密をネタに「秀明」を脅迫し始めます。
監督の<中川奈月>が立教大学大学院映像身体学科の修了制作として手がけたもので、脚本の完成度の高さから、<黒沢清>作品などを多数担当してきた撮影監督の<芦澤明子>が参加。
田辺・弁慶映画祭の俳優賞のほか、第15回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のSKIPシティアワードなどを受賞。
田辺・弁慶映画祭の受賞作品を特集する「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」(2020年11月20日~12月10日、東京・テアトル新宿)で初上映されています。
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