ファルコン昆虫記(909)【クロツヤクシコメツキ】
5月
15日
幼虫は、うじ虫形です。鋭い大顎を持っています。幼虫期間は長く、3年~6年ですが、中には10年になるものもいます。食べ物は、幼虫では、朽ち木内で昆虫などの小動物を食べます。成虫では、植物の花を食べます。雑木林周辺の葉の上などに、止まっていることが多いです。
天敵に見つかると足をすくめて偽死行動をとります(俗に言う「死んだふり」)。ひっくり返すと、パチンという音とともに、はじき飛んで起き上ります。
「コメツキムシ」という名称の昆虫はいませんが、世界中で約1万種、日本国内で約700種が分類されています。
日本では約700種ですが、ファルコン昆虫記では、【フタモンウバタマコメツキ】・【アカヒゲヒラタコメツキ】・【アカアシクロコメツキ】などが登場していますが、数百種の確認は程遠い数字です。