『オードリー・ヘップバーン』@<ヘレナ・コーン>監督
5月
1日
幼少期に父親による裏切りに遭い、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った<オードリー・ヘプバーン>でした。
初主演作『ローマの休日』(1953年・監督:ヘレナ・コーン)でアカデミー主演女優賞を受賞し、映画スターとして輝かしいキャリアを築きあげる一方、実生活では幾度も離婚をし、愛される喜びを得られずにいました。晩年にはユニセフ親善大使など慈善活動を通して多くの人々に癒しと救済をもたらし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いています。
映画では貴重なアーカイブ映像をはじめ、俳優<リチャード・ドレイファス>や<ピーター・ボグダノビッチ>監督ら映画関係の仲間たち、息子や孫、友人ら近親者のインタビュー映像を交えながら、名声の裏側に隠された本当の姿を、<ヘレナ・コーン>監督が浮かび上がらせていきます。