『虹が落ちる前に』@<Kenji Uchida>監督
3月
14日
優柔不断で気弱な売れないバンドマンの青年が、一度すべてを失ったところから再び前に進もうとする姿を描いています。「公平」(守山龍之介)は、20代後半でアルバイトをしながら売れないバンドを続けています。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当しており、「公平」の才能を信じてくれるメンバーがいる一方で、売れないのは「公平」の作る曲のせいだというメンバーもいました。
「公平」にとってバンドメンバーは大切な存在でしたが、バンド活動を続ければ続けるほど関係が悪くなっていきます。また、恋人の「珠江」(畦田ひとみ)も、「公平」を支えてくれていますが、2人の将来に不安を感じています。
そんなある日、「公平」はある事件に巻き込まれ、すべてを失ってしまいます。夢は消え、現実に押しつぶされそうになる「公平」でしたが、それでも新しいバンドを立ち上げ、自ら歌うことで道を切り開いていきます。