<ダイアナ>元皇太子妃『スペンサー(原題)』@<パプロ・ラライン>監督
8月
31日
<ダイアナ>元皇太子妃が交通事故で亡くなった1997年8月31日、世界中に衝撃が走りました。<スペンサー>伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、<チャールズ>皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となり、世界中に「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注ぎました。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生きざまは世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けています。生誕60年となる7月1日にはケンジントン宮殿の庭園に銅像が建立されています。
映画『スペンサー』は、あす9月1日からイタリアで開催される「第78回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門でワールドプレミアとなり、トロント映画祭への出品も決定しています。ベネチアの金獅子賞争いはもちろんのこと、今年から来年の賞レースに絡んでくる重要作品として、各メディアが注目している作品です。
「ダイアナ」を演じるのは、『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』の<クリステン・スチュワート>。「チャールズ」皇太子役には<ジャック・ファーシング>が扮しています。そのほか、『英国王のスピーチ』の<ティモシー・スポール>、『シェイプ・オブ・ウォーター』の<サリー・ホーキンス>、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の<ショーン・ハリス>らが出演することが明らかになっています。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016年)の<パプロ・ラライン>が務めています。
一方、<エド・パーキンズ>監督によるドキュメタリー映画『ダイアナ』は、過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構成され、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じるように編集されています。<ダイアナ>元皇太子妃を扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は日本では初となる。共に2022年に世界で公開される予定です。