15日、香港で大規模デモを主催してきた民主派団体「民間人権陣線(民陣)」は、解散を宣言しています。昨年の国家安全維持法(国安法)施行により当局の圧力が高まり、主要メンバーが逮捕されたほか、構成団体の相次ぐ脱退で組織の維持が困難になっていました。
2002年に設立された(民陣)は、毎年7月1日の香港返還記念日に大規模デモを行ってきました。2019年6月には逃亡犯条例改正に反対する「100万人デモ」を主導。反政府抗議活動が本格化するきっかけとなっています。
香港では今月10日、48年の歴史を持つ民主派系の教職員組合約9万5000人の教育関係者が加入する民主派組合「香港教育専業人員協会」が解散を発表。国安法施行を受け、市民社会で存在感を示してきた民主派団体の解体が進んでいます。
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