ダウ平均株価(8月13日)@終値3万5515ドル38セント
8月
14日
13日の米債券市場で長期金利は一時(1.28%)と前日終値(1.36%)から低下しました。長期金利の低下で相対的な割高感が薄れたとして、ハイテク株の一角が買われています。ただ、消費関連指標の悪化を受けて足元で上昇していた景気敏感株が売られたのが重荷となり、相場の上値は限られました。
朝方は新型コロナウイルスのワクチンの接種強化による米経済活動の正常化への期待も相場を支えました。
米食品医薬品局(FDA)は12日夜、新型コロナワクチンについて免疫が低下している人を対象に3回目の追加接種(ブースター接種)を承認しています。ワクチンの供給元である製薬のファイザーが(2%)超上昇しています。
ただ、ダウ平均は安く推移する場面もあった。午前中ごろ発表の8月の消費者態度指数(ミシガン大学調べ)が(70.2)と前月(81.2)から大きく低下しています。新型コロナの感染再拡大が消費者心理を冷やし、今後の景気回復が遅れるとの懸念が出ています。