組み立てブロック「レゴ」でつくられた本物そっくりの銃ではなく、本物の銃をレゴそっくりに見せるキットが米国内で売り出され、銃規制団体が「悪趣味だ。子供たちが犠牲になる」と反発しています。
ユタ州の銃メーカー「カルパー・プレシジョン」が、拳銃「グロック」のカスタマイズ版として「ブロック19」を製造。レゴブロックに見えるカバーで覆われている本物の銃を「レゴ風」に見せる赤、青、黄3色のブロック模様のカバー・キットを売り出しました。メーカーは「幼少期の夢の実現」と宣伝。価格帯は549~765ドル。
一方、銃規制団体によりますと、米国内で起きた誤射事故は昨年に30%増加。子供による不慮の発砲は今年に入って165件以上発生し、昨年はこうした事故で142人が死亡したといいます。
デンマークの玩具メーカー、レゴ社はメーカーに対して、「ブロック19」の製造中止を要請。メーカー側は既に20個弱を販売したが、応じる方針だそうです。
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