ダウ平均株価(6月30日)@終値3万4502ドル51セント
7月
1日
6月全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比60万2千人増と、市場予想(55万人程度の増加)を上回りました。
7日発表の米政府の雇用統計では非農業門の雇用者数が前月比70万人程度増加すると予想されています。同程度の増加であれば、労働市場の改善は続く一方、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的金融緩和の縮小)の開始を前倒しするほどの強い内容にはならないとみられています。
四半期末と半期末の持ち高調整で割高感が意識されやすいハイテク株を売って、相対的に割安な景気敏感株を買う動きもみられました。取引終了にかけて景気敏感株への買いが強まり、ダウ平均は上げ幅を広げる展開になりました。
ダウ平均は6月月間で6ドル(0.1%)安と小幅ながら5カ月ぶりに下落しています。