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- 日経平均株価(6月2日)@終値2万8946円14銭
2日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比131円80銭(0・46%)高の2万8946円14銭で取引を終えています。
朝方は利益確定売りが先行して下げ幅を250円近くまで広げましたが、新型コロナウイルスワクチンの接種進展を期待した買いが次第に優勢となりました。景気敏感株のほか、原油相場の上昇を受けて資源株にも買いが入り、上げ幅は一時200円に接近しています。
国内では高齢者のワクチン接種が進んでおり、21日からは職場などでの一般向け接種も始まる見通し。欧州連合(EU)が日本発の渡航を解禁する見通しとも伝わり、経済活動の正常化が意識されるなかで投資家心理を上向かせたようです。
午後には値動きの堅調さをみてヘッジファンドなど短期筋の買い戻しも誘い、日経平均は心理的な節目の2万9000円に乗せる場面がありました。ただ本格的に戻りを試すには好材料不足で、その後は利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えています。
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