終戦ドラマ『しかたなかったと言うてはいかんのです』@NHK総合
5月
27日
太平洋戦争末期に行われた〈生体解剖〉で医師が犯した罪と、隠された真実を描く本作。米兵捕虜の人体実験手術を手伝った西部帝国大学医学部助教授の「鳥居太一」が戦犯裁判で死刑判決を受け、凶行を止められなかった自分と向き合うさまが描かれます。
事件の首謀者にされた「鳥居太一」を<妻夫木聡>が演じ、夫を救おうとする妻「房子」役に<蒼井優>が扮しています。
<永山絢斗>、<鶴見辰吾>、<山西惇>、<辻萬長>、<中原丈雄>、<若村麻由美>らが出演しています。
<熊野以素>の著書『九州大学生体解剖事件 70年目の真実』(2015年4月・岩波書店刊)をもとに、<古川健>が脚本を手がけています。演出を担当するのは、連続テレビ小説『なつぞら』(2019年) ・『ひよっこ』(2017年)の<田中正>が務めています。