国民民主連盟(NLD)を解党処分@ミャンマー選挙管理委員会
5月
22日
昨年11月の総選挙で「不正を行ったため」としていますが、国民の人気が根強い(NLD)が解党されれば、国内外の反発が強まるのは必至です。
国軍は(NLD)が国軍系政党に圧勝した総選挙で大規模な不正があったという理由で、2月1日にクーデターを挙行しています。委員会では、<テイン・ソー>委員長は「投票者リストの大半を調べた結果、不正が判明した。(NLD)は解党される」としています。
クーデターを起こした国軍の息のかかった選挙委員会で、不正の証拠を提示することもなく一方的な解党は、多くの市民の反発を買うことになるのでしょう。アジア各国の選挙を監視する国際NGO「自由選挙のためのアジアネットワーク」は今月17日、ミャンマーの総選挙について「おおむね国民の意思を反映している」と結論付ける報告書をまとめています。