17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、3営業日ぶりに反落し、前週末比54ドル34セント(0.16%)安の3万4327ドル79セントで取引を終えています。
インフレ懸念を背景に米長期金利の先高観が根強く、金利上昇局面で相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが優勢でした。
投資家心理を測る米株の変動性指数(VIX)が、不安心理が高まった状態とされる20を一時超えて21台半ばまで上昇するなど市場の不安心理は高まっています。想定以上に物価が上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が緩和的な金融政策の見直し時期を早める可能性が意識されたようです。
ダウ平均の下げ幅は一時205ドルに達しましたが、売り一巡後は下げ幅を縮めました。景気敏感株の一角が買われ、相場を下支えしたかたちです。
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