20日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は続落。世界的にウイルスの変異種の感染が再拡大する中で、旅行や航空関連などパンデミックで痛手を受けたセクターを中心に下落しています。その動きが次第にIT・ハイテク株など広範囲に波及しています。
終値は、前日比256ドル33セント(0.75%)安の3万3821ドル30セントで取引を終えています。ダウ平均の下げ幅は一時300ドルを超える場面もありました。
株式市場はワクチン接種の順調な展開もあり、完全な経済再開で織り込み済みです。早期回復の恩恵を受けると思われる産業や鉱業株などの上昇で、株式市場は最高値を更新しています。ここで感染拡大が再び深刻になるようであれば、株式市場にとってはリスクとなりそうです
米企業決算が続々と発表になっていますが、良好な内容ではあるものの、見通しに力強さがないためか、いまのところ株式市場はポジティブな反応を示していません。米株は最高値更新で調整モード入りの気配も広がりつつあります。
値嵩株のIT・ハイテク株はきょうも売りが強まっており、ナスダックは大幅安となっています。引け後にネットフリックスの決算が予定されていますが、明日への株価の動向に影響を与えそうです。
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